バンコク初日、午後からは暑くなりそうなので午前中に観光に出かけることにした。思いがけずホテルでアーリーチェックインができたので長いフライトで疲れた体を少し休めることができた。
小雨が降っていますが気にせず出かけることに。
まずはホテル最寄りのスクンビット線BTSトンロー駅からサイアム駅まで行きます。
サイアム駅からシーロム線に乗り換えＢＴＳウタカート駅で下車。
旅行者向けの１DAYパスポートを窓口で購入すると度々切符を購入するという手間がなく便利です。時間帯によってはかなり並ばないといけないので…。
１人１４０バーツ。何度もBTSに乗る場合はお得！
ワットパクナムはトンブリーにある。
ウタカート駅からは徒歩１５分～２０分位らしいので歩いてみることに。
駅のホームからは確かに白い塔が見えていました。
それを目印にして進めばば行けそう…と思ったのですがホームから降りると塔は全く見えません！もう勘を頼りに行くことに！
ずんずん進んで大分歩いたんじゃないってとこら辺りでうろうろしていると、なんと近くに白い塔がちらりと見えました。
一安心。
このころにはかなり汗だく状態。
たどり着くには民家の間の細い道を通ります。（ここ通っていいの？的なところ）
しかもあまり人はいません。
ワットポーなんかと同じように思ってましたが大間違い。
ここで徒歩で行かれる場合の注意を少し。
駅の付近には野良犬、野良猫がめちゃくちゃいます。（飼われているのかもしれませんが…）
普通に歩いていると近寄ってきますが何もしません（吠えないしもちろん嚙みついたりもされませんでした。）でもわりと大きくて犬が苦手な人は怖いかもしれません。
犬が苦手な方は駅からタクシーで行くことをお勧めします。
私は犬好きですが、それでも数匹に囲まれてちょっとびびりました💦
走り出したい気持ちをぐっと抑えゆっくりと歩きました。冷や汗たらり。
なんとかたどり着いたようです！
至る所に仏像や塔があるようです。
平日のためか他に観光客と思われる方はいませんでした。
とても静かでゆっくりと敷地内を巡って行きます。
敷地内をかなり迷いながらやっと目的の大仏塔までやってきました！
塔の左側にある階段（階段下でくつを脱ぎ）を上がって塔内に入ると案内の方が声をかけて下さり走ってきて丁寧にパンフレットを渡してくれました。
なんと日本語で記載されたものでした！
ここでも私たち以外に人はおらず広い塔内をフロアごとにゆっくり見て回る。
きらびやかな仏像がまつられている。
タイの芸術品や文化遺産、ありとあらゆるものが展示されていました。
なぜか日本のお札なども展示されていました！
そして最上階にはこんな美しい光景が！
中心に美しいエメラルド色のガラスの塔？があり天井一面に描かれた絵がまるでCGのよう！
しばし見とれていました。
人が周りに誰もいないのをいいことに大撮影会！娘たちはインスタグラム用の写真をパシャパシャ！
思う存分写真も撮ることができました。
バンコクの中心からは少し遠いですが時間があれば一度行ってみてほしいなって思います。きっとこの美しい光景に感動すると思います♡
『来て良かったねえ！』って話しながらいざ帰ろうと思ったのですが、なんとここにきて事件が！それからしばらくこの敷地から外に出られなくなってしまいました！
そんなバカなと思われるかもしれませんが本当です。
敷地が広くこの塔にたどり着くまでもかなりうろうろした。そのせいで来た道を誰も正確に覚えてない！しかも人がいない！
たまに会うのは僧侶の方で私たちを見ると『大仏塔はあちらですよ～』と親切に皆さん教えてくれるんです。皆さんおそらく位の高い僧侶の方のようでたくさんの僧侶の方を連れておられるので。『塔は行ってきたんです。出口が分りません！』といえる雰囲気ではなく。『ありがとうございます！』と笑顔で答えるしかなかった…。
それからも、うろうろ自力で脱出を試みること数１０分、行き止まりばかり…。『もしかして一生出れへんかったりして』『まさかそんなことはないやろけど』変な妄想に冷や汗がでる。迷路のように同じ道を行ったり来たり…。やばい出れない。疲れもあって泣きそうになる。
ああもう体力の限界！！
となったところで突然出口が目の前に！
何だったんだろう…？
もう完全に疲れ果てて取り合えず路でタクシーを拾って駅まで向かいました。
タクシーのお兄さんがとても明るく英語が話せる人だったので車中盛り上がりみんな徐々に現実に戻っていきました。ドライバーさんありがとう！
日本のことをずいぶんほめてもらって嬉しかったです。
ちょっと不思議な体験でした。
ただの方向音痴？
皆様もワットパクナムに行かれた時は迷子にならないようにご注意下さい。
もう少し人がいれば大丈夫だったかもしれません。(笑)
