シルバーウィークで旅行に出かける方もたくさんおられると思いますが台風接近により飛行機に搭乗予定の方はとても不安なことと思います。
私も９月の末にはタイに行く予定ですのでとても気がかり。
台風って立て続けに発生することが多いのでタイミング悪く日程と被ってしまったら…。
娘の友人も明日から沖縄旅行に行く予定らしいのですが旅行会社からキャンセルの確認が入ったみたいです。まだ欠航と決まった訳ではないので『最後まであきらめない！』と望みを捨ててない様子。
私は飛行機に乗り出してからまだ３年もたたないのですがこれまでに２回旅程と台風が被ったことがあります。
１回は１１月に行ったグアム。
数日前からグアムに台風が接近中という情報が…。
日本では１１月も後半になると台風の心配はないのでまったく気にしてなかったのですがなんと直撃しそうということで出発までひやひやしました。
思いの他早く進んでくれたおかげで影響を受けることはなかったのですが到着したグアムでは台風直後の風がかなり吹き荒れていました。１日の差で助かりました。
そしてもう１回は台北経由でバンコクに向かう出発の日。思いっきり台風が関西に上陸したその日と被ってしまいました。
まだ飛行機にも乗り慣れていなくて台風が日本に進路を向けた時から最悪の場合を想定して手続きやらなにやらの情報集めでくたくたになったことを覚えてます。
デジタル台風
デジタル台風：台風進路予想図（Google Maps／グーグルマップ版） - 位置や勢力に関するリアルタイムの台風情報と今後の予報
こちらのサイトで台風の進路を何回も何回もチェックしていました。
最初は早めにキャンセルした方が良いのではないかと思いました。
台風だと飛行機は飛ばないと思ってましたし…。
でも調べてみると確かに国内線は欠航になることが多いけど国際線は遅延はしても飛ぶことがあることがわかりました。
台風の風向きや風速により可能と判断されれば台風のさなかでも飛ぶんだって。びっくりです！
私が搭乗したチャイナエアラインはよっぽどのことが無い限り飛ぶってどなたかの記事で知って頼もしいと思う反面大丈夫かと複雑な心境になりました。(笑)
台湾は台風が多くそんなことで欠航してられないとかなんとか…。事実か分かりませんけど。
当日、飛ぶかもしれないなら行こうと決心してキャンセルはせず関空へ向かうことにしました。
午前中の便なので最寄り駅を早朝出発。
自宅でJRの運航を確認しましたが遅延の情報もなかったので車でもより駅まで向かいました。しかしなんとJRは始発から運休となってました。なんじゃそりゃ！ってなった。
もうどうしても空港まで行かなくてはと旦那さんと相談してそのまま私の車で関空まで行くことにしました。幸い前日にガソリン満タンにしてた。運転手は旦那さん。
いつも京都駅からリムジンバスを利用するので空港まで車で行くのはおっくうですがほかに手段がありません。その時すでにかなりの暴風雨でした。高速道路では前が見えない程の雨が降り続けていました。
途中事故で横転した車を見かけた時にはぞっとしました。
その後ずっと『ゆっくり走って！』って叫んでたように思います。（高速ですけど…。）
泣きそうになりながらなんとか空港にたどり着きました。
やはり国内線は全て欠航。国際線も欠航と決まった便が多かったように思います。
関空への船の便も欠航してましたので関空までたどり着けなかった方も多かったのでは？後で知ったのですが空港までの橋も封鎖されることがあるようです。
そうなっていればもう空港へ行くことは不可能でした。
がらーんとした空港の中そわそわしながらでチャイナエアラインのカウンターに行くと案内が掲示されていました。
１時間の遅延ですって。『やっぱり飛ぶんだ。チャイナエアラインすごい。』って思いました。
大変な思いをしてここまで来たのでもう絶対乗りたいって思いが強くなってました。
その後台風が通り過ぎるのを待って、風を見計らって？無事飛び立つことができました。
かなり緊張しました。
出発が遅延したことと桃園空港が混んでいて何度も旋回をしてからの着陸となったことで到着がずいぶん遅れました。バンコクへの乗り継ぎの便に間に合うのか心配でしたがバンコク行の出発時間を遅らせていたようで乗り継ぎもなんとか大丈夫でした。
台風のおかげでかなり大変なフライトでしたが無事にバンコクまでたどり着くことができました。
できればもう二度と経験したくはないですがそうはいかないのではとちょっと思ったりしてます。
